今回は筋膜整体では【腰痛-腰のこり・張り・痛み】をどう考えているか。そしてどのように施術するかについて【首(頚椎)】との関係からご紹介させて頂きます。
詳しくは動画かサマリーをご覧ください!
サマリー
当院では腰痛-腰のこり・張り・痛みをどのようにとらえるか!?
筋膜整体の理論において【腰痛】は必ずしも腰単体の問題ではありません。それでは一体どのような原因があるのでしょうか?
そのアンサーのひとつが【首(頚椎)】です。
◆首と腰痛の関係とは!?
【ロベットブラザー(兄弟椎)の法則】という理論によれば首と腰は連動していて相互に影響しあっていることがわかっています。
即ち、腰の痛みと首の痛みは関係があり、腰の状態を変えようとするならば首の状態も無視はできないということなのですね。
専門的な内容になりますが、ロベットブラザーの法則についてざっと以下にご紹介します。
〇第一頚椎に変位が生じた場合、第五腰椎にも影響を与える(首の一番上の骨・関節が歪むと腰の一番下の骨・関節にも歪みが生じる)。
〇第二頚椎に変位が生じた場合、第四腰椎にも影響を与える(首の二番目の骨・関節が歪むと腰の下から二番目の骨・関節にも歪みが生じる)。
〇第三頚椎に変位が生じた場合、、第三腰椎にも影響を与える(首の三番目の骨・関節が歪むと腰の下から三番目の骨・関節にも歪みが生じる)。
などなど・・・。両端の骨・関節が影響しあっているのですね。
◇施術と対処法
このように腰と首は連動する関係にあり、腰痛が発生している場合には首のコンディションを整えていくことも大切なことがわかります。
筋膜グリップの腰痛施術において首への施術は外せないポイントのひとつになっています。
◆もちろんその他の関係部位への施術も重要!
腰痛の施術に首が関係していることがわかって頂けたかと思いますが、首に関係した部位というのもいくつかあります。
よって、腰へのアプローチを丁寧にするためには首とその関連部位へのアプローチも重要なのです。
例えば首の関係部位として【顎関節(がくかんせつ)】【腹部】【足首】などがあります。