今回は【太ももの外側が痛い】場合にどのような原因が考えられるか。そしてどのように施術するかについてご紹介させて頂きます。
詳しくは動画かサマリーをご覧ください!
サマリー
太ももの外側には大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)、外側広筋(がいそくこうきん)などの筋肉が存在しており、ここが痛い場合には左記の筋肉が痛みを発しているケースが多いです。
これらの部位を筋膜整体の理論においては【サイドライン】という名前で分類します。
施術では太ももの外側の痛みと関連している部位(トラブルが起こっている部位と関連したライン)に施術を行います。
太ももの外側と関連している部位はおおよそ以下の通りです。
①膝・足首・足の外側
②股関節まわり
③肋骨
④上腕・前腕の外側
また、【サイドライン】とセットで起こってくるのが【バックライン】と呼ばれる筋膜のラインです。
バックラインは主に身体の背面にある筋膜のラインですが、ここにも施術を行っていきます。
複雑なのは太ももの外側に痛みが出ている場合、必ずしも太ももの外側(サイドライン)に原因がない場合が存在することです。
高齢の方などに多いのですが、内ももの筋肉をキチンと使えていないことで外側に痛みが出ているケースがあります。
特徴としてはO脚で猫背、噛み締めをしている、などなど・・・。
実はこれ、筋膜整体の理論的には【フロント・ラセン型】と呼ばれるタイプで、今回ご紹介させて頂きましたサイドラインに問題がある方(=バック・アウトサイド型)と真逆の特徴を持ったタイプになります。
即ち、タイプの違う方に合わないタイプの施術をしてしまうと返って痛みが増大するなど大変なことになるってこと・・・!
あなたの痛みがいつまでもよくならないのであれば、それは根本からアプローチの仕方を見直す必要があるのかもしれません。