ぎっくり腰 ~睡眠不足との関係~
先になるとぎっくり腰や寝違えになりやすくなるってご存知でしょうか?
今回はなぜそのようなことが起こるのか、そして筋膜整体のぎっくり腰施術はいかなるものなのかについてご紹介させて頂きます。
詳しくは動画かサマリーをご覧ください!

マリー

筋膜整体の理論において【ぎっくり腰】または【寝違え】は腰への急激な負荷や筋肉の使い過ぎ以外に慢性的な睡眠不足や自律神経トラブルが背景にあると考えています。
それは一体どのようなメカニズムなのでしょうか?

◆ぎっくり腰とは何だろう!?

ぎっくり腰とは医学的には【急性腰痛症】【筋膜性腰痛】【腰椎捻挫】などの名称で呼ばれています。

ようは腰の捻挫であり、椎間関節(背骨の関節)や筋肉、椎間板、靭帯(関節を支えている筋肉)の損傷、または筋膜の炎症などが起こった時の症状を指します。

 

症状としては、急に腰に激痛が走り、直後からまともに動けなくなってしまうのが大きな特徴です。

 

◆なぜぎっくり腰が起こるのだろう!?

オーバーワーク(使い過ぎ)や腰に急激な運動や外力がかかった場合など発生の原因はさまざまですが、皆さんが意外に思われる原因に【慢性的な寝不足】【自律神経の乱れ】があります。

 

 

「はぁ!?睡眠不足とぎっくり腰に何の関係があんの!?」と思われる方も多いことでしょう。しかしながら、実際に当院にお越しのぎっくり腰(あるいは寝違え)の方たちに質問すると「言われてみると確かに寝不足です・・・」という方が多いのも事実なのです。

 

それでは睡眠不足とぎっくり腰の関係とはどのようなものなのでしょうか???

 

◆ぎっくり腰と睡眠不足の意外な関係とは!?

結論から言うと【自律神経の乱れ】が関与しています。

 

「春先に多い」のもこのためで、三寒四温による環境の変化に人体が適応しきれず筋肉がつりやすくなるからなのです。

 

 

また、慢性的な寝不足(あるいは頻回な気温の上下動)は自律神経のバランスを崩し、結果【ノルアドレナリン】という情報伝達物質の分泌を低下させます(=痛みに弱くなる)

 

ノルアドレナリンは通常、ストレス状況下において分泌されて【痛みへの耐性】を増しますが、慢性的な睡眠不足や解決のめどが立たない長期的なストレスにさらされている(=交感神経の過緊張状態の連続)と十分に分泌されなくなり、痛みやストレスに過剰に反応するようになるのです。

 

専門的な話になると自律神経は痛みを伝える神経そのものではありません(※痛みは感覚神経のAδ繊維、C繊維などの神経から脳に伝えられます)。

 

しかし、上記のように【痛みをコントロールするシステム】には深く関与しているため、そこがやられてしまうと過剰な痛みが発生する原因にもなるのです。

 

余談ですが、ぎっくり腰はあまりの激痛に「さぞ腰の筋肉が大きく損傷されていることだろう」と思われることでしょう。しかし、調べてみると痛みの大きさに対して見合わないほど微小な筋損傷しか起こっていなかったりすることがあるようです(実際の損傷以上の痛みを感じているということ)

 

◇施術と対処法

このようにぎっくり腰と自律神経の乱れは決して無関係なものではないのです。

施術においては腹部を中心に首の調整など腰への負担を軽減するとともに自律神経の働きを整えるようアプローチしていきます。

 

私の経験上、3日ほどで回復されるケースが大半ですので、可能であれば3回ほど集中してご来院頂くとよいでしょう。

 

かたや【慢性の睡眠不足】【自律神経の乱れ】などが発生のキーワードになってきますので、ぎっくり腰や寝違えを繰り返す方・なりやすい方は普段から身体が疲労し、消耗しきっている可能性が高いです。

 

よって日常的な定期メンテナンスをきちんとしていくことが最善の対策となることは言うまでもありません。

 

どうかご自愛くださいね!!