今回は【腰を曲げる・反らすと痛い】場合にどのような原因が考えられるか。そしてどのように施術するかについてご紹介させて頂きます。
詳しくは動画かサマリーをご覧ください!
サマリー
筋膜整体の理論において【腰を曲げた時に痛い】ケースは身体の後面にある【バックライン】と呼ばれる筋膜のラインに問題が起こっていると考えます。
次に【腰を反らした場合に痛い】ケースは身体の前面にある【フロントライン】と呼ばれる筋膜のラインに問題が起こっている可能性があります。
しかしながら必ずしもどちらかではなく【逆のパタンも存在する】ため、きちんとカウンセリングと検査を行う必要があります。
【フロントライン】と【バックライン】のトラブルはセットで起こってくることが非常に多く、筋膜グリップの理論ではこれを【バック・フロント型】というタイプに分類し、施術を行っていきます。
◆バック・フロント型とは何だろう!?
身体の前面と後面の筋膜の癒着が強く出ている方が【バック・フロント型】に分類されます。
これは施術前のカウンセリングと検査によって分類・特定されるものであり、痛みの特徴としては以下のような特徴があります。
■腰を前方へ曲げると痛い
■腰を反らすと痛い
■腰を前後のどちらへ動かしても痛い
■腰をひねったりかたむけたりしても特に痛みはない
■首を前方へ曲げると痛い
■首を反らすと痛い
■首を前後のどちらへ動かしても痛い
■首が後ろへ倒れすぎてしまう
■背中が痛い・こっている・張っている
イメージ像としては【慢性的にずっと調子が悪い重症例】な方や【ぎっくり腰などの急性の痛みで動けなくなっている】方です。
◆バック・フロント型の施術とは!?
主に身体の前面と後面の筋膜の癒着を丁寧にとっていきます。
バック・フロント型は上述の通りぎっくり腰など前後に動かすだけで痛かったりと重症例なケースが多いため、施術にはそれなりの慎重性が要求されます。
バック・フロント型の方は、しばしば自律神経の乱れからくる過緊張、自律神経系の症状を呈していることが多く、【身体のバランスを正常なバランスに整えること】【神経的に落ち着かせること】が課題となります。
あなたの腰の痛みがいつまでもよくならないのであれば、それは根本からアプローチの仕方を見直す必要があるのかもしれません。