皮膚への施術の重要性について

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今回は【皮膚へのアプローチがなぜ重要なのか?】そして【皮膚に施術を行うとどんなことが起こるのか?】についてご紹介させて頂きます。

 

 

皮膚(ひふ)は病気が始まる場所

皆さんは整体の施術というと揉みほぐしや姿勢矯正(ボキボキ)など筋肉や関節にアプローチするイメージをされる方が多いのではないでしょうか?【表皮への施術】というと美容のイメージが強く、コリや痛みには無関係と思う方も多いと思います。

 

しかし、実際は皮膚は施術のポイントとして非常に大切な部位です。おおまかに説明すると人間の病気は皮膚→筋膜→筋肉→骨(あるいは関節)の順で進行していくと言われており、最初に身体の表層に病気の影響が表現されることは古代中国の医学書『黄帝内経霊枢』にも紹介されているほどです。

 

よって順序的に筋肉や関節にアプローチする前に皮膚や筋膜の問題をクリアにしてあげなければせっかく筋肉や関節にアプローチしてあげても価値が薄まってしまうのです。解剖学的にも皮膚はたくさんの感覚神経や受容器が存在している場所なので、よく考えてみるとその重要性がご理解頂けることでしょう。

 

皮膚に施術を行うと何が起こるのか?

結論から申し上げると意外なほど痛みや不調に対して変化が出るので皆さん驚かれます。

 

具体的なエピソードを一つご紹介させて頂くと「どこに行っても身体を捻る時に左の腰背部に起こる痛みが消えない」という男性がご来院下さったことがありました。そこで私は検査を行い、いつも通り筋膜へ施術を行ったのですが、いまいちよくなりません。

 

そこで背中の表皮に施術を行ったところ「痛みが消えた!問題は皮膚だったんですね!」と非常に驚かれていました。このように皮膚は「いろいろやってみたけどイマイチ良くならない」という方への一手としてとても価値があると考えています。

 

なぜ皮膚にアプローチすると変化が出るのか?

私は筋膜(あるいは結合組織)にアプローチすることで筋肉の働き・機能を本来の状態へ導きますが、結合組織は人体においても非常に面積がありたくさん存在しています。

 

この結合組織は皮膚や筋肉と癒着を起こしやすく、しばしば隣接した層にある筋肉やさらにその下の層にある関節に異常をもたらします(痛みが出る、可動域が低下するなど)。大雑把に言うと人間の身体は【表皮-結合組織(筋膜や脂肪を含む)-筋肉(あるいは臓器)】という3層構造(レイヤー)になっており、それぞれが単体でおかしくなるというよりかは【層と層の間で起こってくる問題(=癒着)】が機能の異常や不調の原因になってくるのです。

 

 

自動車で例えると【部品がいきなり単体でおかしくなる】のではなく【部品同士の相互作用の中で発生した異常が結果として部品自体を痛めつけたり、車全体の性能に問題をもたらす】といった感じでしょうか。

 

余談ですが、例外としていきなり筋肉や関節、骨が単体でおかしくなるケースがあります。それは時間をかけて形成されていく不調(慢性疾患)ではなく、ケガや交通事故などの急激な外力に起因する【急性外傷】です。

 

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