ぎっくり腰 なりやすい

腰のコリ・痛み

今回は【ぎっくり腰になりやすいのはなぜか?】についてご紹介させて頂きます!

 

詳しくは動画かサマリーをご覧ください↓

 

 

サマリー

●ぎっくり腰とは腰の捻挫である。

●睡眠不足や慢性的なストレスが原因でぎっくり腰になりやすくなる。

●睡眠不足や慢性的なストレスはノルアドレナリンの分泌量を低下させる。

●ノルアドレナリンの分泌低下が起こると人体は痛みに弱くなり、患部の激痛を感じやすくなる。

●ぎっくり腰の研究によれば、患部の筋損傷は大したことが無いことが判明している。

●大した筋損傷がないのに患部に激痛が起こるのはノルアドレナリンによる痛みの制御が弱まっているからである。

●睡眠不足や慢性的なストレスなストレスは人体を修復する成長ホルモンの分泌量低下の原因にもなる。

●ストレスによって誘発されるかみしめは呼吸や自律神経を乱すため、ぎっくり腰の原因になることがある。

●ノルアドレナリン、成長ホルモンの分泌量低下を誘発するような行動パタン(生活の習慣やクセ)はぎっくり腰を繰り返す負のサイクルの原因となる。

●ぎっくり腰の施術は自律神経を安定させ、患部の筋損傷が出来るだけ早く修復されるように整える。

ぎっくり腰とは何だろう?

ぎっくり腰の正体を結論してしまうと【腰の筋肉の捻挫(ねんざ)】です。

 

原因としては腰を急に捻ったなどの急性のものが多数ですが、近年、【腰の急激な運動を伴わないぎっくり腰】が当院の事例としては増えています。

 

それは一体どんなものなのでしょうか?

 

特に何もしていないのにぎっくり腰になってしまった

当院にご相談があった事例の中に【車の運転中にぎっくり腰になってしまった】とか【普通に立っていただけなのにうつむいた瞬間にぎっくり腰になってしまった】などのケースがあります。

 

 

患者様の訴えは以下のような感じです↓

 

「車の座席に座っていただけなのにジワーっと腰が痛くなってきて、数秒後には激痛で腰が動かせなくなっていた。特に何も動いてないのに・・・」

 

「会社で同僚のパソコン画面を一緒に見ながら打ち合わせをしていたんだけど、画面をのぞき込んでいたらいきなり腰がつったようになってそこから激痛で腰が動かせなくなってしまいました・・・」

 

上記のような事例で共通しているのは

●特に腰の急激な運動を伴うようなことをしていない

●特に腰の関節に大きな加重や負担がかかるようなことをしていない

ということではないでしょうか。

 

しかし、これらの患者様には”意外な共通点”があるのです。

 

ぎっくり腰の人の意外な共通点とは?

上述のような腰の急激な運動や荷重などの負担を伴わないぎっくり腰の患者さんには”とある共通点”あります。

 

それは

●慢性的な寝不足状態

●慢性的なストレス状態

にあること。

 

このような状況にさらされると真っ先に起こってくるのが自律神経の異常なのですが、自律神経の異常が起こると自律神経において活躍しているノルアドレナリンという神経伝達物質の分泌量低下が起こってくるのです。

 

 

ノルアドレナリン自体は痛みを発生させる物質ではありませんが、痛みの伝達に関与していると言われており、ここに異常が起こると人体は非常に痛みに弱くなり、大したことが無い筋損傷にも激痛を感じるようになると言われています。

 

ぎっくり腰の研究によれば【ぎっくり腰は患者が訴える激痛に対して患部に発生している筋損傷のレベルは低い】ことが判明しているそうです。

 

なぜ寝不足やストレスがぎっくり腰の原因になるのか?

いささか微妙なたとえかもしれませんが、徹夜明けに飲むと一気に酒がまわる!という話を聞いたことはないでしょうか?

 

 

人体には【血液循環】【食物の消化】など人間が意識できない作業が常に行われています。

 

これらは命ある限り自動的に行われているために、人間の意識が関与することは基本的にありませんが、体力の消耗やストレス対処に伴う人体の処理能力の低下は時に【普段ではありえないようなケガや病気の原因】となるのです。

 

人体では常にホルモンや酵素(消化酵素・代謝酵素)などの化学物質によって様々な伝達や指令、処理がなされています。

 

これがストレスや寝不足などによってたくさん消耗されてしまうと処理が追い付かなくなり【何もしていないのにぎっくり腰になる】など、普段では考えられないような大きな問題となって発現することがあるのです(ストレス反応にはホルモン等の化学物質の消耗を伴う)。

 

噛みしめは寝不足や自律神経を乱す原因になる

寝不足や慢性的なストレスによって自律神経が乱れ、ぎっくり腰の原因になることをご紹介してきましたが、ストレスによって誘発される噛みしめや、噛みしめ癖も自律神経をおかしくする原因になります。

 

 

詳しいメカニズムについては以下の記事をご覧いただければと思いますが、例えば睡眠時の噛みしめや歯ぎしりは呼吸を乱すため、知らず知らずのうちに軽度の睡眠時無呼吸症候群になっているケースがあります。

 

このような状態が続くと睡眠の質の低下することで少しずつ睡眠不足になり、結果ノルアドレナリンの分泌量低下やぎっくり腰などの結果につながってくるというわけです。

 

また、噛みしめをしていると身体の前面の筋膜の癒着が発生しやすくなるので呼吸が浅くなったり、骨盤の後傾の原因になります。呼吸が乱れるとやはり自律神経も乱れてくるので良いことが全くありません・・・。

【噛みしめに関する過去記事】

●本当は怖い?噛み締めの恐怖!

●ついにTVでも紹介!睡眠時の呼吸困難の原因とは!?

 

ぎっくり腰の施術はどうするのか?

最後になりましたが、当院のぎっくり腰施術についてお話させて頂きます。

 

ぎっくり腰の方は自律神経が乱れているので概ね以下のような形でアプローチしていきます。

 

●腹部や肋骨、横隔膜にアプローチし呼吸力を高める・呼吸を安定させる。

●呼吸を安定させることで自律神経を安定させる。

●首への施術(首と腰は連動しているため)

●顎関節・噛みしめへの施術(身体の前面の筋膜の癒着をとるために行う)

●四肢の捻じれをとる(体幹・首への影響があるため)

●患部の筋損傷の修復を早めるために光線療法を行い、深部の血流を改善・痛み物質の除去を促進する。

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