すべり症 腹圧

腰のコリ・痛み

今回は【すべり症と腹圧の関係】についてご紹介させて頂きます!

 

詳しくは動画かサマリーをご覧ください↓

 

 

サマリー

●すべり症(脊椎すべり症)とは脊椎(=背骨)を構成する椎骨(ついこつ)がずれて腰痛を引きこ起こす病気である。

●原因は椎間関節や椎間板の変性・摩耗による。

●腹圧が原因となる場合もあるが、それは腸間膜(ちょうかんまく)によるものである。

●腸間膜とは腸を束ねている筋膜であり、これは腰椎の前面に付着している。

●骨盤が開いて腸が下垂してくると腰椎前面に付着している腸間膜が腰椎を前方に引っ張ることですべり症や腰痛の痛みが増悪することがある。

脊椎すべり症とは?

脊椎すべり症(以下、すべり症)とは椎間板の摩耗や椎間関節が傷つくことによって椎骨(背骨/脊椎を構成している一つ一つの骨のことを椎骨という)がずれ、腰痛を引き起こす病気です。

 

すべり症は以下の3つに分類されます↓

 

①形成不全性すべり症:生まれつき背骨の形成に問題がある先天性のすべり症。

②分離すべり症:腰椎の骨折(腰椎分離症)が原因で起こるすべり症。

③変性すべり症:骨粗鬆などが原因で骨がすべり症が起こりやすい形状に変形することで起こるすべり症。3つのタイプの下で最多。

 

◆すべり症の症状

腰痛、脚のしびれや痛み。また、脊椎すべり症によって脊柱管狭窄が起こると間欠性跛行(かんけつせいはこう)が起こることもある。

※間欠性跛行:歩いていると痛みが増悪してくるので長時間歩けず、座って休み休み歩行しなければ辛くなってしまうという症状。

 

すべり症と腹圧

すべり症と腹圧の関係を論じる際に外せないのが【腸間膜(ちょうかんまく)】です。腸間膜とは腸を束ねている筋膜のことで、腸間膜は腰椎(腰の骨)の前面に付着しています。

 

 

骨盤のポジションが不安定になって骨盤が開き気味になってくると腸が骨盤のほうへ下垂してくるため、腰椎の前面に付着している腸間膜が腰椎を前方にギュンギュン引っ張って腰痛の原因になることがわかっています。

 

また、腹圧の変化により人によっては下腹部がポッコリと膨らんでくる場合があります。これはぎっくり腰など腰の状態が不安定になっている人に兆候として見られることがあります。

 

すべり症の施術

すべり症の施術は腰椎を安定させるために首、腹部、骨盤、下肢にアプローチしていきます。施術の目的は概ね以下の通りです。

 

首:首は腰椎と連動しているため、腰を安定させるために首の施術を行う。

腹部:腹圧と体幹を安定させるためにインナーマッスルを含めてアプローチする。

骨盤:骨盤のポジションが安定するように鼠径靭帯、仙腸関節などにアプローチする。

下肢:足首(距骨)や股関節にアプローチし、体幹のバランスを整える。

 

 

 

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